エンジニア向け英語勉強法

リーディングとライティング

エンジニアにとって英語が習得出来ない、というのは大きな悩みの1つなのではないでしょうか。
どうしてもウェブ業界というのは英語が中心となっている傾向があり、英語が上手く扱えるのとそうでないのとでできる事にも幅が出てきてしまっています。
では、そもそもエンジニアが英語を習得する場合、どのようなことを目標とするべきでしょうか。

まず必須なのがリーディングです。
「技術に関する英文書が読めるレベルである」ということがエンジニアにとって重要な英語習熟のラインとなります。

次に重要なのはライティングです。
クラウドサービスの管理者にお伺いが立てられる程度には英文の作成が出来ることが目標となります。

次に、出来なくても良いが出来ると良い、というのがリスニングです。
海外のプレゼンテーションなどを聞き取ることが出来れば、情報収集の幅が広がります。

最後に、目標としては最も軽視されるのがスピーキングです。
自分で口で英語を話すことは、最悪出来なくても良い、ということです。

音から学ぶ

リーディングとライティングに重点が置かれている、ということになると、どうしても紙面上の勉強が中心となってしまいがちです。
テキストの読み書きをして勉強をするというのも、もちろん間違った方法ではありません。
ただ、これはそこまで効率が良い方法ではないでしょう。

人間にとって情報のインプットをする際に最も効果的なのは「音」であるためです。
そのため、リスニングやスピーキングなどの優先度が低いとしても、「聴いて覚える」ことを中心にしたほうが結果的に効果的な勉強が出来る事が多いと言われます。
そのために重要なのは反復学習で、何度も何度も同じ英語のCDを聞くようにするだけでも構いません。
そうすることで自然と英語が身につくようになっていく、という手法です。

海外に出稼ぎ

英語が話せるエンジニアは、アメリカに出稼ぎに行って稼ぐことができます。
地域や会社にも依りますが、アメリカでのエンジニアの年収は1,000万円以上と言われるほど高給取りです。
その代わり、プロジェクトの中止などで日本よりも簡単に正社員を解雇する傾向があります。
その際は、しばらく遊んで暮らせるような多額の退職金が払われます。

将来エンジニアになろうと考えている学生は、最初から海外で働くことを視野に入れて行動するのも一つの選択です。