働きながら勉強を続けているような意識の高い社会人はそれだけでもたいしたものです。
最近では働きながら勉強をしていいという会社が増えています。
特に人手不足となっているような業種ではその傾向があり、専門職でもある「税理士」でも税理士事務所によっては働きながら税理士資格を取得するための勉強ができるようなところもあります。
そのような学習支援のある企業を狙ってみるというのもひとつの方法です。
業界に合わせた講座やスクールが数多く存在
また、調理師やパティシエのように転職するのに資格や経験が必要で、働きながら学ぶことが難しいというケースもあります。
その場合は、社会人でも通うことができる専門学校やカルチャースクールを経て、資格取得や技術の研鑽を行うのも手でしょう。
現在は、業界に合わせた講座やスクールが数多く存在します。
気になる方はこちら:パティシエ・調理の専門の学校 レコールバンタン
しかし、社会人ともなると学生時代と同じように勉強していてはただの時間の無駄ということにもなりかねません。
社会人は学生のように勉強だけに時間を費やすことはできません。ですから、目的を明確に自覚して、それにフォーカスをあてた勉強をしていくことが大切です。
社会人の勉強の目的というのはつまるところ、スキルアップしてよりよい仕事に就きたい、年収をアップさせたいといったことにつきると思われます。目的がハッキリしたとしても、そのための方法論を間違えてしまうと大変です。
頭のスイッチを切り替える
たとえば資格をやみくもにたくさん取得したとしても、スキルアップも年収アップも実現できません。それまでの自分のキャリアを検証して、それを補うような資格を目指すのが懸命といえるでしょう。
資格にはさまざまなものがあり、魅力的に思えるものも多々あります。
しかし、それがこれまで自分が積み重ねてきたキャリアとの相乗効果が期待できるものでなければ、たくさんの時間を勉強に費やしてもむなしいだけです。
一方でそれまでのキャリアとはまったく関係ない資格を取得することも場合によっては意味のあることです。
これまでとは全く違う業種に転職しようとしているような場合など、資格ぐらいしかアピールできるものもないので、なんとしても取得しておきたいものです。
その場合には、仕事は仕事、勉強は勉強とわりきって、頭のスイッチを切り替えることが非常に大事になってきます。
仕事が勉強にも生かせるパターン以上に多忙を極めることが予想されます。
そのような資格を目指している人はどうしてもやりたいことがある、すなわち夢があるということでしょうから、ふんばりも効くのかもしれません。
逆に考えれば、資格さえあればキャリアはなくても異業種に飛び込める可能性が大きくなってくるのですから、がんばってみる価値は十分にあります。
社会人になってから少ない時間のなかでする勉強は、効率のよい勉強方法を自分なりに編み出すチャンスにもなります。
それは仕事をしていくうえでも非常に役立つスキルです。
勉強法をマスターするためのビジネス書もいろいろ出ているので軽く目を通してみるのも参考になるでしょう。
それらを鵜呑みにするのではなく自分なりの方法を編み出すことができれば、一生ものの宝になるのではないでしょうか。